国連障害者の権利条約とは、06年12月、国連総会において、全会一致で採択され、昨年5月に20ヵ国国目の批准によって発効されました。日本はまだ批准をしていません。 権利条約は、「障害」や「障害者」を根本から捉えなおし、その理念は、「障害とは、個人的なものではなく、社会と環境との関係から生まれるもの」であり、「あらゆる分野において、障害のない人との実質的な平等を図るために、今まで障害者を排除してきた社会の側の変化を求める」ものであるとうたっています。 また、「障害者は権利の主体であり、障害者のことを障害者抜きに決めない」という原則が確認されています。 「条約の趣旨・規定に沿った国内法・制度整備を」との声があります。障害者自立支援法もその中にあります。 講演では、家平さん自身車イスを使用する障害者として、その活動を通じて、この条約がこれからの障害者・家族・関係者にどんな意味をもつのか、そして、生活の中へどう生かしていくのかをわかりやすくお話をしていただきます。 どなたでも参加できます。お誘い合わせの上、どうぞご参加ください。参加費は無料です。
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