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第4回鶴ヶ島市健康福祉まつりが、昨年10月16日に鶴ヶ島市役所の駐車場とロビーを会場に開かれました。健康福祉まつりでは、舞台での各種イベントや模擬店のテントが立ち並び、参加各団体の様々な催しや展示が行なわれて、大勢の市民が訪れ交流していました。
デイケア鶴ヶ島では模擬店を出し、デイケアに通うなかで制作した品々を販売し、デイケアのちらしを配布しました。当日は底冷えのする天気でしたが、利用者・職員など11人参加しました。
利用者と職員は、この日に備えて美味しいクッキーを焼きました。水曜日に行なっている絵手紙や習字の成果を生かしてブックカバーやしおりを作り、携帯電話のストラップまで作りました。また、パソコンを使って作成した名刺見本のカタログを用意して注文をとるなど奮闘しました。
その結果、自分たちのつくった物で1万8千円程の売り上げを挙げることができました。
特に重度の障害をもつS君などは会場内を作品をもって車椅子で廻り、かなりのものを売り捌いたことで自信を持ち、その後も母校の先生に名刺の注文のセールスを電話でするなどしています。
デイケア鶴ヶ島では開所1年目は、職業訓練的な意味で、パソコン講習などに力を入れていますが、当日の模擬店の成果で、今後の授産活動に一定の展望が開けたようです。
また、健康福祉まつりの見学には利用者の家族も連れ立って訪れるなど、予想を超えた交流の機会となりました。